どうも心の浮き沈みが大きいGWであった。過ぎてしまえばしょうもない、あるいは、今も引っかかっているが気にしてもしょうがない、そんなものばかりだ。
楽しいことは沢山あったのに、その隙間で妙に落ち込んでいたり、気にしすぎてしまう。身体が重くなる感覚もあった。
一つには、音楽を演奏できる機会が増えた結果、自分の演奏とこころの壁を感じていることにある気がする。同じような演奏になってしまう。コードの展開の仕方とか、音色や選ぶ音の豊かさ、リズム感、などなどが足りていない。人の音を聴き、意図を上手にふくらませることももっとできるようになりたい。理論が必要なのだが、さっぱり勉強していない。そして、演奏は気持ちを開放してくれる面があるために自分の嫌な所というか傲慢な性格を強く感じてしまう。
もう一つは、やはり仕事のことだろう。人が増え、気を配ることがらも多くなった。年度末は業務の多忙さでそれどころじゃなかった課題に向き合うべき状況にあり、これはこれで大変である。
糸井重里が、クリエィティブを部下に教える時に良くする指摘が「これはウソだろ?」という意味の言葉だそうだ。ウソを言ってはならないし、日常の中に忍ばせてはならない。大体もやもやする時は、これに気をつけることでクリアになっていく。