今年大切にしようと記憶していた3つの言葉があったような気がするのだが、どうも残り2つを忘れてしまった。何でも忘れてしまう。毎日が素晴らしいものだとわかっていながら、通り過ぎるとそれを忘れてしまうんだから、なんとか記録を続けたいものだ。
失望の世の中にあらずして、希望の世の中であることを信ずることである。この世の中は悲嘆の世の中でなくして、歓喜の世の中であるという考えをわれわれの生涯に実行して、その生涯を世の中への贈物としてこの世を去るということであります。その遺物は誰にも遺すことのできる遺物ではないかと思う。
https://www.aozora.gr.jp/cards/000034/files/519_43561.html
宮坂さんが紹介していた内村鑑三の文章で、自分は(大した人物ではなく、情熱に突き動かされてもいない中で)何者なのかという問いへの答えだと感じている。
「この世の中を、私が死ぬときは、私の生まれたときよりは少しなりともよくして逝こうじゃないか」
https://www.aozora.gr.jp/cards/000034/files/519_43561.html
同じ文章に含まれている一節だが、昔から頭の片隅にあった。いつ覚えた言葉だったのか。
後はこれらを、いかに楽しむかである。そして、身近な人をどれだけ幸せにできるかである。